ひだまり
忘年会
連日、園長の代理で忘年会のはしごをさせられるオレは…
多分……まだ酔っていたのだ。
それしか考えられない。
………………ホンの2週間前に……あのエロオヤジから守ったのに……
まさか自分が同じ事をするとは………。
この日オレは浮かれてた。
今日は仕事納め。
明日からの冬休みを前に、相棒の園バスを洗う。
「「「「せ~んせい!」」」」
近づいて来たのは、オレを上司だと思ってない……あの四人組。
「明日から冬休みだねぇ~」
「唯ちゃん、元気になって良かったね!」
「2週間、丸々会えないね。淋しくない?」
「頑張ったごほうびあげようかぁ~」とニヤニヤしながら話しかける。
「バッ!!……バカか。シィーッ!!」
オレの洗う直ぐ後ろに彼女のクラス『ウサギ組』があるのだ。
ラスト1日は、のんびり掃除をしながら
同じく部屋の掃除をしている彼女を眺めていた。
「あぁ~!唯ちゃんなら大丈夫だよ!
今、ごみ捨てに行ったもん。」
「それよりごほうび!欲しいでしょう?」
コイツらに関わると…………
でも……
あれこれ考えていたら、唯一しっかり者の彩先生が
「この間のお礼に…忘年会の後…一緒にカラオケはどうかな?と……」
えっ!カラオケ!!
「ねぇ~行こう!」
「ただし、先生の奢りね!」
プライベートの彼女。
う~ん。
悩むオレに
「せっかくのチャンスだよ!
遠くから見守って……この間みたいなことや
変な彼氏を捕まえて、泣くのをみるより……
もう1歩、進んでみれば?」
海晴先生の指摘は……
いつも心にグサッとくる。
別に告白をする訳じゃない。
たかがカラオケにみんなと行くだけだ。
「うん、行く。」と答える前に
「あっ!唯ちゃんが帰ってきた。
後で誘うから、それまでに考えといてね!」と言って帰って行った。
多分……まだ酔っていたのだ。
それしか考えられない。
………………ホンの2週間前に……あのエロオヤジから守ったのに……
まさか自分が同じ事をするとは………。
この日オレは浮かれてた。
今日は仕事納め。
明日からの冬休みを前に、相棒の園バスを洗う。
「「「「せ~んせい!」」」」
近づいて来たのは、オレを上司だと思ってない……あの四人組。
「明日から冬休みだねぇ~」
「唯ちゃん、元気になって良かったね!」
「2週間、丸々会えないね。淋しくない?」
「頑張ったごほうびあげようかぁ~」とニヤニヤしながら話しかける。
「バッ!!……バカか。シィーッ!!」
オレの洗う直ぐ後ろに彼女のクラス『ウサギ組』があるのだ。
ラスト1日は、のんびり掃除をしながら
同じく部屋の掃除をしている彼女を眺めていた。
「あぁ~!唯ちゃんなら大丈夫だよ!
今、ごみ捨てに行ったもん。」
「それよりごほうび!欲しいでしょう?」
コイツらに関わると…………
でも……
あれこれ考えていたら、唯一しっかり者の彩先生が
「この間のお礼に…忘年会の後…一緒にカラオケはどうかな?と……」
えっ!カラオケ!!
「ねぇ~行こう!」
「ただし、先生の奢りね!」
プライベートの彼女。
う~ん。
悩むオレに
「せっかくのチャンスだよ!
遠くから見守って……この間みたいなことや
変な彼氏を捕まえて、泣くのをみるより……
もう1歩、進んでみれば?」
海晴先生の指摘は……
いつも心にグサッとくる。
別に告白をする訳じゃない。
たかがカラオケにみんなと行くだけだ。
「うん、行く。」と答える前に
「あっ!唯ちゃんが帰ってきた。
後で誘うから、それまでに考えといてね!」と言って帰って行った。