ひだまり
バレンタイン
もらった!!…………。
今日はバレンタイン。
昨日の電話で………っていうか自分で頼んだ時点で
カップをもらうのは………分かっていた。
分かっていたが……やっぱり嬉しい。
朝から何となくソワソワするオレを…チラチラ確認する多くの目。
多分みんな……オレが逆チョコを渡すとにらんでいる。
大人しい彼女が、たとえ義理チョコでも渡すはずはないと……………。
フン!!あまいね!
オレはちゃんと根回しをしたのだ。
事務室にコッソリ持ってきた彼女は…
『お家に帰ってから、開けて下さい』とメールしてきた。
多分、めんと向かってお礼を言われるのが…恥ずかしいんだと思う。
今は昼ごはん。
帰って開けるまで、まだ六時間以上ある。
う~。早く帰りたい~
子供のような思考だが……我慢することはやっぱり無理で……
結局、帰るまで待てなかったオレは………車で開けることにした!
お店のラッピングではない、オシャレな包み。
紙袋から箱を出すも……………1つ。
包装まで気を使ってくれる彼女が………
まさかのチョコなし?!
カップの入ってる箱以外に………箱はない。
ガックリ。
『好きだと誤解されないように配慮した………』
彼女なら…考えそうだ。
前の彼氏以来、『本当』の恋を見つけるまで……
『誤解を受ける行為』を避けていると言っていた。
……………………………………………。
ガッカリしながらカップを出してみると………
カップの箱の中に……もう一つ箱が。
大きくないその箱の中には…可愛いトリュフが3個。
控えめだが、オレでも知っている有名なお店の物だ。
彼女らしい配慮に、緩んだ顔のせいで車から降りれない。
彼女がくれた………念願のチョコだ!
園長の
『いつまでサボる気だ!』の怒りメールが入るまで
随分の時間を、車で過ごしてしまった。
今日はバレンタイン。
昨日の電話で………っていうか自分で頼んだ時点で
カップをもらうのは………分かっていた。
分かっていたが……やっぱり嬉しい。
朝から何となくソワソワするオレを…チラチラ確認する多くの目。
多分みんな……オレが逆チョコを渡すとにらんでいる。
大人しい彼女が、たとえ義理チョコでも渡すはずはないと……………。
フン!!あまいね!
オレはちゃんと根回しをしたのだ。
事務室にコッソリ持ってきた彼女は…
『お家に帰ってから、開けて下さい』とメールしてきた。
多分、めんと向かってお礼を言われるのが…恥ずかしいんだと思う。
今は昼ごはん。
帰って開けるまで、まだ六時間以上ある。
う~。早く帰りたい~
子供のような思考だが……我慢することはやっぱり無理で……
結局、帰るまで待てなかったオレは………車で開けることにした!
お店のラッピングではない、オシャレな包み。
紙袋から箱を出すも……………1つ。
包装まで気を使ってくれる彼女が………
まさかのチョコなし?!
カップの入ってる箱以外に………箱はない。
ガックリ。
『好きだと誤解されないように配慮した………』
彼女なら…考えそうだ。
前の彼氏以来、『本当』の恋を見つけるまで……
『誤解を受ける行為』を避けていると言っていた。
……………………………………………。
ガッカリしながらカップを出してみると………
カップの箱の中に……もう一つ箱が。
大きくないその箱の中には…可愛いトリュフが3個。
控えめだが、オレでも知っている有名なお店の物だ。
彼女らしい配慮に、緩んだ顔のせいで車から降りれない。
彼女がくれた………念願のチョコだ!
園長の
『いつまでサボる気だ!』の怒りメールが入るまで
随分の時間を、車で過ごしてしまった。