ひだまり
ひだまり
「悠、前に見たパンツのこと……覚えてる?」
「…………ケン………忘れろって言ったよな?」
年中組の子供相手に…………と笑われたとしても…………
例え5歳のガキでも、男は………男だ。
イライラするオレの横で、悪意のないケンが……
「昨日のパンツは、水玉だったよ。」と………
「昨日?!」
無邪気に話すケンにも…
無邪気に見せる唯ちゃんにも……………怒りがおさまらない。
ウチのお嬢ちゃんは……
幼いと言ってしまえばそれまでだが……子供過ぎる。
ここは、女の園だけど
保護者やオレ、園長だっているのだ。
おまけに………来月からは…男の新人まで来る。
ヨシ!!ここはガツンと……………ガツンとなんて……言えるのか????
なんて言う??
パンツが見えるから、『しゃがむな』って?
言えるか??
「あっ、唯先生。」
動物ランドの掃除を終えて、唯ちゃんが顔を出す。
「ケンちゃん、おまたせ。」
掃除を終える彼女を、待っていたケンに話しかけながら
こちらに顔を向けた彼女は……
「先生~お帰りなさい。」と笑顔で出迎えてくれた。
そう……あの1年前に見た笑顔で………。
オレ達が付き合い始めたことは…多分、沢山の人が気づいてるはずだ。
だって……この笑顔を向けるようになったのだから。
温かいおひさまのような笑顔を………。
これからは…曇ることがないよう守っていく。
一生をかけて………。
「唯先生~。今日は何して遊ぶ?
おだんご作る?それとも………また、お山にする??」
「おだんごも、お山も禁止!!
唯先生は………」
「悠、唯先生ってズボンだよ!」
「ズボン……………………………………。
ケン!!おまえ~!!
よくも大人をからかったなぁ~!」
「フーンだぁ~。悠のスケベ~!」
「待て!!コラッ!」
追いかけっこを始めた二人を…クスクス笑って見てる。
「…………ケン………忘れろって言ったよな?」
年中組の子供相手に…………と笑われたとしても…………
例え5歳のガキでも、男は………男だ。
イライラするオレの横で、悪意のないケンが……
「昨日のパンツは、水玉だったよ。」と………
「昨日?!」
無邪気に話すケンにも…
無邪気に見せる唯ちゃんにも……………怒りがおさまらない。
ウチのお嬢ちゃんは……
幼いと言ってしまえばそれまでだが……子供過ぎる。
ここは、女の園だけど
保護者やオレ、園長だっているのだ。
おまけに………来月からは…男の新人まで来る。
ヨシ!!ここはガツンと……………ガツンとなんて……言えるのか????
なんて言う??
パンツが見えるから、『しゃがむな』って?
言えるか??
「あっ、唯先生。」
動物ランドの掃除を終えて、唯ちゃんが顔を出す。
「ケンちゃん、おまたせ。」
掃除を終える彼女を、待っていたケンに話しかけながら
こちらに顔を向けた彼女は……
「先生~お帰りなさい。」と笑顔で出迎えてくれた。
そう……あの1年前に見た笑顔で………。
オレ達が付き合い始めたことは…多分、沢山の人が気づいてるはずだ。
だって……この笑顔を向けるようになったのだから。
温かいおひさまのような笑顔を………。
これからは…曇ることがないよう守っていく。
一生をかけて………。
「唯先生~。今日は何して遊ぶ?
おだんご作る?それとも………また、お山にする??」
「おだんごも、お山も禁止!!
唯先生は………」
「悠、唯先生ってズボンだよ!」
「ズボン……………………………………。
ケン!!おまえ~!!
よくも大人をからかったなぁ~!」
「フーンだぁ~。悠のスケベ~!」
「待て!!コラッ!」
追いかけっこを始めた二人を…クスクス笑って見てる。