それでもあなたが好き



当日、彼の仕事が残業になり30分遅い19時半集合になった。

19時前には出ようと思ってたのに、支度やら道路がツルツルしてついたのは40分。

あー、こんなときにまで遅刻…。彼に申し訳ない…。

近くまで来たが途中で道に迷って、ついたときには彼はもうきていた。

「遅くなってすみません‼結構待たせちゃいましたよね⁉」

「いや、俺も今来たとこだったし道路ツルツルだから来るの大変だったでしょ?中いこっか!」

なにこの人⁉すごく優しいを通り越して、優しすぎる‼

一人で、そう思いながら中にはいると彼が私のことを紹介してくれた。
「この間、話してた人です!今まで盛岡の方でバドミントンしてたみたいですよ」

「恋 ゾラです。彼のお誘いを頂き、今日来ました!宜しくお願いします」

挨拶をすると、かわいい~!だとか歳いくつー?だとか色々回りからの質問が出てきた。
一つ一つの質問に丁寧に答えながら、見覚えのある顔をみつけた。
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