僕達は透明ーー
好きだった君を、いつも窓から探した。


毎日、車イスで病院内をいったり来たりしてた。

会えない悲しみは、気付いたら生きる希望すら奪ってくーーーー。



寂しくて寂しくて、どうしょうもなく寂しくて………


枕を濡らす日々をいつしか続けたんだ。


一人ぼっちの個室部屋。


僕が泣いても、気づかない。


誰にも、気づかれない。


だから、たくさん泣いた。


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