金持ち犬系後輩に求婚ープロポーズーされました。
はじめまして…?
「はじめまして!僕と結婚して下さい!!」
目の前の光景は夢ということでまちがいないだろうか。
なぜ私は一学期初日の朝っぱらから(しかも通学路)全く知らない後輩に求婚されているのだ。
可笑しくないか?
しかもめっちゃ見られるし!!
「僕!神奈月榛香と言います!15歳です!」
普通言う順番逆だろ。
制服は私と一緒だから同じ高校なのだろうが…
15歳なら二つ下の後輩か……
って新入生かよ!!
「雪川先輩のことは入学前から存じ上げております!」
なぜだ。私は君のことを全く存じ上げないぞ。
「す、すまない。私は君の事を全く知らないのだが……」
「当然です!今初めて喋りましたから!」
……こいつの特技は人を困惑させることだろうか。
さっきまで晴れ晴れとした気持ちで学校へ向かっていたというのに!
なんなんだ君は!
「そ、そうか。」
はっきりいってめちゃくそ怖ぇ。
初めて喋ったんならなんで名前を知ってるんだ!
怖すぎるだろ!ストーカーか?こいつはストーカーなのか!?
「先輩も自己紹介して下さい!」
「いや何故!」
はっ。しまった。困惑しすぎて思わず声に出してしまった。
「?何故ってそりゃ、先輩の口からちゃんと聞きたいからですよ?」
一見人懐っこい笑みに見えるであろうそれは…
私にとって悪魔の微笑みでしかないのだ!!
怖い!怖すぎる!
「ゆ、雪川氷雨…17歳…今年で依咲里学園の3年生になった……」
こ、コレでいいか!?コレでいいのか!?
「ありがとうございます!」
ほっ。
「では、自己紹介も済んだことですし、結婚しましょう!」
いやなぜそうなるぅぅぅ!!!
聞き間違いと信じて敢えて無視していたと言うのに!!
聞き間違いじゃなかったのか!?
「き、君!さっきから一体何なんだ!結婚などふざけたことを言って!」
もし本気で言っているのならこいつは相当の馬鹿だ。
「へ?ふざけてませんけど…僕は本気です。」
馬鹿だった。
「第一、君の歳じゃ結婚出来ないし、それ以前によく知りもしない相手とは結婚出来ない。」
「僕は先輩のこと知ってますよ!」
「そうでなく!私が君のことを知らないのだ!!」
ホントに何なんだ!話が全く通じない!
馬鹿なのか!?こいつは!いや馬鹿なんだろ!!
「じゃあ、先輩が僕のことを知り尽くしてくれたら、結婚してもいいんですか?」
は?
え、は?
いや、ん?(混乱中)
「い、いや、知ったからと言って……好きでもない相手と結婚なんて、私も君も気持ちの良いものではないだろう。」
そもそもこの会話がおかしい!
頭が痛くなってきたぞ……
「あ!分かりました!僕が先輩を惚れさせればいいんですね!」
あれ、ついに耳がいかれたな。
「今なんと…?」
「だから!先輩を惚れさせれば、結婚できるんですよね!そうと決まれば、早速明日から頑張ります!覚悟しててくださいね?先輩♡」
そう言ってコイツ…神奈月榛香は、学校へ走っていってしまった…。
え、まさかホントに私と結婚するつもりなのか?
いや、そんな事…
「ありえないんですけどぉぉぉぉぉ!!!!」
目の前の光景は夢ということでまちがいないだろうか。
なぜ私は一学期初日の朝っぱらから(しかも通学路)全く知らない後輩に求婚されているのだ。
可笑しくないか?
しかもめっちゃ見られるし!!
「僕!神奈月榛香と言います!15歳です!」
普通言う順番逆だろ。
制服は私と一緒だから同じ高校なのだろうが…
15歳なら二つ下の後輩か……
って新入生かよ!!
「雪川先輩のことは入学前から存じ上げております!」
なぜだ。私は君のことを全く存じ上げないぞ。
「す、すまない。私は君の事を全く知らないのだが……」
「当然です!今初めて喋りましたから!」
……こいつの特技は人を困惑させることだろうか。
さっきまで晴れ晴れとした気持ちで学校へ向かっていたというのに!
なんなんだ君は!
「そ、そうか。」
はっきりいってめちゃくそ怖ぇ。
初めて喋ったんならなんで名前を知ってるんだ!
怖すぎるだろ!ストーカーか?こいつはストーカーなのか!?
「先輩も自己紹介して下さい!」
「いや何故!」
はっ。しまった。困惑しすぎて思わず声に出してしまった。
「?何故ってそりゃ、先輩の口からちゃんと聞きたいからですよ?」
一見人懐っこい笑みに見えるであろうそれは…
私にとって悪魔の微笑みでしかないのだ!!
怖い!怖すぎる!
「ゆ、雪川氷雨…17歳…今年で依咲里学園の3年生になった……」
こ、コレでいいか!?コレでいいのか!?
「ありがとうございます!」
ほっ。
「では、自己紹介も済んだことですし、結婚しましょう!」
いやなぜそうなるぅぅぅ!!!
聞き間違いと信じて敢えて無視していたと言うのに!!
聞き間違いじゃなかったのか!?
「き、君!さっきから一体何なんだ!結婚などふざけたことを言って!」
もし本気で言っているのならこいつは相当の馬鹿だ。
「へ?ふざけてませんけど…僕は本気です。」
馬鹿だった。
「第一、君の歳じゃ結婚出来ないし、それ以前によく知りもしない相手とは結婚出来ない。」
「僕は先輩のこと知ってますよ!」
「そうでなく!私が君のことを知らないのだ!!」
ホントに何なんだ!話が全く通じない!
馬鹿なのか!?こいつは!いや馬鹿なんだろ!!
「じゃあ、先輩が僕のことを知り尽くしてくれたら、結婚してもいいんですか?」
は?
え、は?
いや、ん?(混乱中)
「い、いや、知ったからと言って……好きでもない相手と結婚なんて、私も君も気持ちの良いものではないだろう。」
そもそもこの会話がおかしい!
頭が痛くなってきたぞ……
「あ!分かりました!僕が先輩を惚れさせればいいんですね!」
あれ、ついに耳がいかれたな。
「今なんと…?」
「だから!先輩を惚れさせれば、結婚できるんですよね!そうと決まれば、早速明日から頑張ります!覚悟しててくださいね?先輩♡」
そう言ってコイツ…神奈月榛香は、学校へ走っていってしまった…。
え、まさかホントに私と結婚するつもりなのか?
いや、そんな事…
「ありえないんですけどぉぉぉぉぉ!!!!」