イケメンエリートは愛妻の下僕になりたがる
何も言わない俺に加恋の顔が悲しみで染まっていく。
そして、加恋に関しては俺の理性はやっぱり何も働かない事を改めて思い知らされた。
そんなの言わずもがなだけど…
「加恋ちゃんが、俺以上に興味を持つものに嫉妬してるみたいだ。
俺の事なんか忘れて遠くへ行きそうで、泣きたくなる…
モデルの仕事は続けていいよ。
でも、もし、加恋ちゃんに何かあったら、俺は何をしでかすか分からない。
多分、俺が一番危険な奴だって、それも覚えておいて。
普段は優しいけど、スイッチが入ったら容赦ない。
仕事モードの俺はそんな奴だから」