キラキラと光り輝く、優しい笑顔に包まれて
そう言いながらナンパ男がサクラの肩に手をかける。反抗しなさそうな雰囲気を持つサクラに的を絞ったようだけど、ツバキ・カエデ・私の怒りはマックス。
サクラは困った顔で、半泣きでいるのを見たら余計にボルテージは上昇。
「いい加減にして下さい‼‼」
1番初めに切れたのは、自分でも驚いたけれど私だった。
サクラの肩に掛けられた腕を払いのけ、毛が逆立つんじゃないかって程の怒りオーラを身に纏い睨みをきかせる。
「んだよっ、この女‼‼テメーに話してんじゃねーよ」
ナンパ男は性格をがらりと変え、声を荒らげて私を突き飛ばした。
「イッッ……」
砂が地面にほとんど無くて、勢いよく尻餅を付いたものだからさすがに痛い。
そんな私を見て、ナンパ男はバカにして笑っている。
「ちょっと‼何す……」
カエデが言いかけた所で、私の目の前に立つ茶髪の背の高い男の人。
私に背中を向けてはいるけれど、明るい髪色でフワリと立てた髪型に見覚えがあった。
「今コイツに、手~出したのアンタ?」
ツバキもカエデもサクラでさえ間抜けに口を開け、私の目の前の男の人を呆然と見つめている。
「アズ、大丈夫か?」
サクラは困った顔で、半泣きでいるのを見たら余計にボルテージは上昇。
「いい加減にして下さい‼‼」
1番初めに切れたのは、自分でも驚いたけれど私だった。
サクラの肩に掛けられた腕を払いのけ、毛が逆立つんじゃないかって程の怒りオーラを身に纏い睨みをきかせる。
「んだよっ、この女‼‼テメーに話してんじゃねーよ」
ナンパ男は性格をがらりと変え、声を荒らげて私を突き飛ばした。
「イッッ……」
砂が地面にほとんど無くて、勢いよく尻餅を付いたものだからさすがに痛い。
そんな私を見て、ナンパ男はバカにして笑っている。
「ちょっと‼何す……」
カエデが言いかけた所で、私の目の前に立つ茶髪の背の高い男の人。
私に背中を向けてはいるけれど、明るい髪色でフワリと立てた髪型に見覚えがあった。
「今コイツに、手~出したのアンタ?」
ツバキもカエデもサクラでさえ間抜けに口を開け、私の目の前の男の人を呆然と見つめている。
「アズ、大丈夫か?」