キラキラと光り輝く、優しい笑顔に包まれて
初めて聞くサクラの大きな怒鳴り声。
震える拳を握り締め、小さな身体を大きく膨らませてうっすら涙を浮かべ眉間にはシワを寄せている。
「子供じみた喧嘩をいつまでしてるつもり?くだらない理由で罵り合うのはもうたくさん‼
アズサが今、何か悩んでるんだよ?友達ならこんな時こそ力になってあげるべきでしょ!?
なのにカエデとツバキは自分勝手過ぎるよ‼」
溢れ出す涙と我慢してきた言葉たちが一気に爆発した。カエデとツバキは気まずそうにお互いの顔を見合わせている。
「そうだね……、ゴメン」
ツバキがサクラに向かって謝る。
「謝るのは私にじゃないでしょ!?」
「……だね。カエデごめんね。ムキになって。アズサも嫌な思いさせてホントごめん」
「私も大人げなかったよね……。ごめんなさい」
座ったままカエデは頭を下げた。
「わかればよろしい」
フンッと鼻を鳴らせ椅子に座るサクラ。
泣きながら怒るサクラが凄いと思った。
四人の中では1番おとなしく、少しくらい嫌な事があっても我慢してきたサクラがこれほどまでに感情をあらわにするのを見るのは初めて。
でもそのおかげでまた笑い合えるようになった。
震える拳を握り締め、小さな身体を大きく膨らませてうっすら涙を浮かべ眉間にはシワを寄せている。
「子供じみた喧嘩をいつまでしてるつもり?くだらない理由で罵り合うのはもうたくさん‼
アズサが今、何か悩んでるんだよ?友達ならこんな時こそ力になってあげるべきでしょ!?
なのにカエデとツバキは自分勝手過ぎるよ‼」
溢れ出す涙と我慢してきた言葉たちが一気に爆発した。カエデとツバキは気まずそうにお互いの顔を見合わせている。
「そうだね……、ゴメン」
ツバキがサクラに向かって謝る。
「謝るのは私にじゃないでしょ!?」
「……だね。カエデごめんね。ムキになって。アズサも嫌な思いさせてホントごめん」
「私も大人げなかったよね……。ごめんなさい」
座ったままカエデは頭を下げた。
「わかればよろしい」
フンッと鼻を鳴らせ椅子に座るサクラ。
泣きながら怒るサクラが凄いと思った。
四人の中では1番おとなしく、少しくらい嫌な事があっても我慢してきたサクラがこれほどまでに感情をあらわにするのを見るのは初めて。
でもそのおかげでまた笑い合えるようになった。