キラキラと光り輝く、優しい笑顔に包まれて
迎えに来てくれた時から気になってた紙袋をツバキが指差す。私がそれを受け取ろうとすると、まあ待てとカエデが掌を見せた。
サクラに視線を向けて助けを求めると、首を傾げ素知らぬふり。
ガサゴソいわせ中身を取り出すカエデを無言で見守る。
「なにこれ?」
星のついたラッピングに包まれた丸い物体が姿を現す。
そのラッピングを私……ではなく、カエデがビリビリと豪快に破っていくとやっぱり丸い物体。
「これってくす玉……?」
丸いそれは真ん中に割れ目があって、そこから紐がぶら下がっている。
「「「引っ張ってみて」」」
重なった声がどうにも怪しい雰囲気だ。
引っ張りたくなくなってくる雰囲気を醸し出す紐は、引っ張ってと私に訴えかけているよう。
これを引かないとこの三人は帰らないだろうな……
渋々紐に指先で挟み、目を細めてエイッと一気に引っ張った。
ピラッと、真っ白な細長い紙が垂れ下がり目を奪う。
『祝☆ご開通』
「‥‥‥っ‼‼」
「あははは!その顔うける‼」
うけないし……
サクラに視線を向けて助けを求めると、首を傾げ素知らぬふり。
ガサゴソいわせ中身を取り出すカエデを無言で見守る。
「なにこれ?」
星のついたラッピングに包まれた丸い物体が姿を現す。
そのラッピングを私……ではなく、カエデがビリビリと豪快に破っていくとやっぱり丸い物体。
「これってくす玉……?」
丸いそれは真ん中に割れ目があって、そこから紐がぶら下がっている。
「「「引っ張ってみて」」」
重なった声がどうにも怪しい雰囲気だ。
引っ張りたくなくなってくる雰囲気を醸し出す紐は、引っ張ってと私に訴えかけているよう。
これを引かないとこの三人は帰らないだろうな……
渋々紐に指先で挟み、目を細めてエイッと一気に引っ張った。
ピラッと、真っ白な細長い紙が垂れ下がり目を奪う。
『祝☆ご開通』
「‥‥‥っ‼‼」
「あははは!その顔うける‼」
うけないし……