キラキラと光り輝く、優しい笑顔に包まれて
「で、何回?」

「そんなの覚えてないよ~」

「ほほぅ。覚えてないくらいね~」

「わー、ツバキ頭いい‼」


そこ感動するところ違うから‼
サクラ間違ってるから‼‼


ツバキとカエデはともかく、サクラが顔色一つ変えず私の話を聞いているのにびっくり。赤面もしくは卒倒すると思ってたのに。

話してるこっちがのぼせそう。


「陽亮君、どうだった?」

「サササ、サクラ?」


なんちゅー大胆なことを!?

どうもなにもホントに覚えてない。ただ着いて行くのに必死だった夜。


陽亮の刻むリズムに合わせるので精一杯な夜。全てが初めてだったから、熱にうなされたように頭がぽやっとなってた。


「もう許してぇ」


掻き分けベッドの中に逃げ込むと、狭いのに三人共入ってきた。


「よしよし。今回はこれくらいにしといてあげよう」


布団の上から誰の手なのかわからないけれど頭を撫でられた。それが二つ、三つと増えていき撫でられる。


「今度は私も一緒にお泊りしたい……な~」


布団から目だけ出してぎゅうぎゅうになって苦しそうな三人を見る。
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