キラキラと光り輝く、優しい笑顔に包まれて
のそのそと起き上がり、四人揃ってサクラのお母さんが作った朝食を食べる。
支度を済ませ出る頃には寝不足だろうが関係なくすっきりしていた。
「じゃあ行ってくるね」
サクラはお母さんに向かって手を振り、私たちも頭を下げてお礼を言った。
「気をつけて!後からお母さんも行くからね」
初めて四人揃って学校へ行く。
そして今日で最後になる。
自転車を漕ぎ、髪を揺らす風が清々しくて気持ちの良い朝。
誰も何も話さない。
でも苦痛じゃなくて自然な無言。
こんな時だからこそ話したい話はたくさんあるのに、きっとみんなもただ一緒にいることの幸せを噛み締めてるんだろう。
校門の前にはいつも煩いと思ってた生活指導の先生が立つ。
緑のジャージ姿しか見たことないのに、今日は正装。ネクタイ姿が恐ろしく似合わなくて、校門を過ぎた頃に四人一緒に吹き出した。
「あれはなしだよね」
ツバキに同意するよう頷く。
支度を済ませ出る頃には寝不足だろうが関係なくすっきりしていた。
「じゃあ行ってくるね」
サクラはお母さんに向かって手を振り、私たちも頭を下げてお礼を言った。
「気をつけて!後からお母さんも行くからね」
初めて四人揃って学校へ行く。
そして今日で最後になる。
自転車を漕ぎ、髪を揺らす風が清々しくて気持ちの良い朝。
誰も何も話さない。
でも苦痛じゃなくて自然な無言。
こんな時だからこそ話したい話はたくさんあるのに、きっとみんなもただ一緒にいることの幸せを噛み締めてるんだろう。
校門の前にはいつも煩いと思ってた生活指導の先生が立つ。
緑のジャージ姿しか見たことないのに、今日は正装。ネクタイ姿が恐ろしく似合わなくて、校門を過ぎた頃に四人一緒に吹き出した。
「あれはなしだよね」
ツバキに同意するよう頷く。