キラキラと光り輝く、優しい笑顔に包まれて
平日に会うなんて珍しいしサクラから誘うなんてもっと珍しく、たまたまツバキは代休だかで休みだったから今から四人で会う約束になっている。
「今日、講義出るつもりなかっただろ?」
痛いところを突かれ、ペロッと舌を出してごまかす。
「うわっ‼舌の色すげーぞ」
笑って言う陽亮の口から見える舌は真っ青になっていて、人のこと言えないじゃない。
「まっ、いっか。今日もアズに会えたし」
店を出ながら額に冷たくなった陽亮の唇が触れる。
実は陽亮に会う為だけに来ました……なんて可愛く言えたらどんなにかいいか。
「もう‼外だからやめてっていつも言ってるじゃん」
なんて可愛いげのないことばかり言う私を、昔と変わらず可愛いと言ってくれる。
「外じゃなかったらいいんだな」
悪戯っぽく耳打ちされて、アイスで冷えた身体が一気に体温を上昇させる。そんな私を見て、肩を弾ませて笑っている陽亮。
絶対からかってるよ、コイツ。
「夜メールくれよ」
片手を挙げて大学の方へ歩みを進める陽亮を見送り、私は駅へと向かった。
「今日、講義出るつもりなかっただろ?」
痛いところを突かれ、ペロッと舌を出してごまかす。
「うわっ‼舌の色すげーぞ」
笑って言う陽亮の口から見える舌は真っ青になっていて、人のこと言えないじゃない。
「まっ、いっか。今日もアズに会えたし」
店を出ながら額に冷たくなった陽亮の唇が触れる。
実は陽亮に会う為だけに来ました……なんて可愛く言えたらどんなにかいいか。
「もう‼外だからやめてっていつも言ってるじゃん」
なんて可愛いげのないことばかり言う私を、昔と変わらず可愛いと言ってくれる。
「外じゃなかったらいいんだな」
悪戯っぽく耳打ちされて、アイスで冷えた身体が一気に体温を上昇させる。そんな私を見て、肩を弾ませて笑っている陽亮。
絶対からかってるよ、コイツ。
「夜メールくれよ」
片手を挙げて大学の方へ歩みを進める陽亮を見送り、私は駅へと向かった。