キラキラと光り輝く、優しい笑顔に包まれて
また、サクラとの繋がりが一つ増えた様に思えて弾んだ声で聞いた。
「まーね。仲は……いいよ」
ツバキの言い方は、少し引っ掛かる感じがした。冷たい感じとかではなく『何かあります』的な匂いがプンプン漂う言い方。
「何か問題でもある子なの?」
確かに、顔がいいと性格悪いって言うし……。でも、サクラは悪い子には見えなかったけどな。
ツバキの言い方が気になってしまい、つい質問してしまった。
こういう事は、案外スパッと聞いてしまう私の素直なお口。考える前に言葉が先に飛び出していた。
「問題というか、何というか……。まあ、そのうちわかるよ」
ツバキが歯切れの悪い言い方をした後、ツバキとカエデは顔を見合わせてニヤリと笑った。
サクラの方をちらっとみると、机に肘をついて顔を手の上に乗せて窓の方を見ている。
別に性格悪そうには見えないんだけどな。優しい目をしてるし。
とそんな事を思っていたら、チャイムが鳴りこの日の終わりを告げた。
私はこの日出会った、サクラ・カエデ・ツバキが生涯の親友と呼べる者達になるなんて、この時は思いもしなかった。
「まーね。仲は……いいよ」
ツバキの言い方は、少し引っ掛かる感じがした。冷たい感じとかではなく『何かあります』的な匂いがプンプン漂う言い方。
「何か問題でもある子なの?」
確かに、顔がいいと性格悪いって言うし……。でも、サクラは悪い子には見えなかったけどな。
ツバキの言い方が気になってしまい、つい質問してしまった。
こういう事は、案外スパッと聞いてしまう私の素直なお口。考える前に言葉が先に飛び出していた。
「問題というか、何というか……。まあ、そのうちわかるよ」
ツバキが歯切れの悪い言い方をした後、ツバキとカエデは顔を見合わせてニヤリと笑った。
サクラの方をちらっとみると、机に肘をついて顔を手の上に乗せて窓の方を見ている。
別に性格悪そうには見えないんだけどな。優しい目をしてるし。
とそんな事を思っていたら、チャイムが鳴りこの日の終わりを告げた。
私はこの日出会った、サクラ・カエデ・ツバキが生涯の親友と呼べる者達になるなんて、この時は思いもしなかった。