キラキラと光り輝く、優しい笑顔に包まれて
私の困惑した顔を見て、二人が可笑しそうに笑っている。
「でしょ?ありえないよね。学校で迷うなんてさ。でもマジだよ。ププッ……、あの子ってば昔からすんごい方向感覚で……」
カエデは笑いを堪えるように口を手で押さえてはいるけど、手の隙間から見える口は堪えきれない笑いを示している。
「ほら、笑ってないで早く探しに行ってあげようよ‼」
そう言いながら、ツバキまでも笑いを堪えている。
私はというと、半信半疑で二人と一緒にサクラを探す事にした。
トイレに行ったと言っていたから、教室から一番近い女子トイレに行ってみた。といっても、廊下の角を曲がったすぐの所にある。
絶対に迷う訳がないと思える場所。
「サクラ~‼いる~?」
カエデがサクラを呼んでみたけど返事がない。
嘘でしょ?
じゃあ他のクラスに遊びに行ってるんだよ‼そうに違いない‼‼
でも二人はそうは思ってないらしく、適当に歩き回る。
「でしょ?ありえないよね。学校で迷うなんてさ。でもマジだよ。ププッ……、あの子ってば昔からすんごい方向感覚で……」
カエデは笑いを堪えるように口を手で押さえてはいるけど、手の隙間から見える口は堪えきれない笑いを示している。
「ほら、笑ってないで早く探しに行ってあげようよ‼」
そう言いながら、ツバキまでも笑いを堪えている。
私はというと、半信半疑で二人と一緒にサクラを探す事にした。
トイレに行ったと言っていたから、教室から一番近い女子トイレに行ってみた。といっても、廊下の角を曲がったすぐの所にある。
絶対に迷う訳がないと思える場所。
「サクラ~‼いる~?」
カエデがサクラを呼んでみたけど返事がない。
嘘でしょ?
じゃあ他のクラスに遊びに行ってるんだよ‼そうに違いない‼‼
でも二人はそうは思ってないらしく、適当に歩き回る。