キラキラと光り輝く、優しい笑顔に包まれて
「よしっ、じゃあ後で徳山先生にみんなで言いに行くか‼」
箸を持つ反対の手を挙げ、ツバキがこぶしを作り意気を高める。
みんなやタコさんウインナーに勇気をもらい、急いでお弁当を食べて教室をあとにし、徳山先生のいる職員室へ向かう事にした。
徳山先生は自分の席に座りながら、食後のコーヒーを楽しんでいた。
私たちの姿に気付くと「どうした?こんな所まで」と言い、持っていたコーヒーを机に置いた。
私たちは徳山先生に席替えをもう一度早めに行って欲しいと訴えたが、見事にそのささやかな願いは打ち砕かれた。
理由その①
まだやったばっかだから。
理由その②
もうすぐ期末試験 だから。
ヤバイ‼忘れてた~
先生のこの《理由その②》に私は目から鱗状態。試験が間近だと言うことをすっかり忘れていた。
ツバキを除く二人も私と同じだったようで、青い顔をしているのが丸わかり。
ツバキだけはいたって冷静で『アンタ達忘れてたの?』と言った顔で、眉間にシワを寄せ私たちの顔を見ている。
ツバキはしっかりしてるからなぁ~。
って!感心してる場合じゃない‼
徳山先生に、それでも食い下がって頼みこんだが結局顔を縦に振る事はなかった。
箸を持つ反対の手を挙げ、ツバキがこぶしを作り意気を高める。
みんなやタコさんウインナーに勇気をもらい、急いでお弁当を食べて教室をあとにし、徳山先生のいる職員室へ向かう事にした。
徳山先生は自分の席に座りながら、食後のコーヒーを楽しんでいた。
私たちの姿に気付くと「どうした?こんな所まで」と言い、持っていたコーヒーを机に置いた。
私たちは徳山先生に席替えをもう一度早めに行って欲しいと訴えたが、見事にそのささやかな願いは打ち砕かれた。
理由その①
まだやったばっかだから。
理由その②
もうすぐ期末試験 だから。
ヤバイ‼忘れてた~
先生のこの《理由その②》に私は目から鱗状態。試験が間近だと言うことをすっかり忘れていた。
ツバキを除く二人も私と同じだったようで、青い顔をしているのが丸わかり。
ツバキだけはいたって冷静で『アンタ達忘れてたの?』と言った顔で、眉間にシワを寄せ私たちの顔を見ている。
ツバキはしっかりしてるからなぁ~。
って!感心してる場合じゃない‼
徳山先生に、それでも食い下がって頼みこんだが結局顔を縦に振る事はなかった。