“幸せ”だって無くして気がついた 馬鹿な僕だから


どんどん感覚が短くなっていくのを実感していた。

これは薬物依存症と似ているのかもしれない。


1人目 迫田
2人目 向井
3人目 飯塚
4人目 西島


余韻に浸る時間は回を重ねるごとに短くなっていき、

また早く“次”を求めてしまう。


“慣れ”というのは恐ろしい。

僕は早くも5人目への欲望を抱いていた。




















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