“幸せ”だって無くして気がついた 馬鹿な僕だから
第5章

第5章


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「~♪~♪」


仕事から帰宅すると、
無意識のうちに鼻唄を歌っていた。


いつものルーティンを、
今日もいつものように進める。


この国は本当に平和なのか。


平和だったらどうしてこうも犯罪が起きて、それによって苦しむ人が後を絶たないのか。


殺すターゲットがいなくなった悩みはすぐに吹き飛んだ。

まるで神が僕を応援してくれているかのように、またクリニックに現れた。


5回目の殺人に向け、興奮でパソコンを打つ両手は既に震えている。















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