“幸せ”だって無くして気がついた 馬鹿な僕だから
やっぱり・・・
この人が帰ってきてくれて良かった。
雲を掴むかのような犯人捜しに今、
一つの可能性が浮上した。
「明日の会議で捜査方針を提案しよう。
【3人が過去に犯した犯罪被害者遺族をもう一度徹底的に洗う】
そうすれば何か共通点が・・
いや共通する人物が浮上するかもしれない。」
真田さんは食後の抹茶アイスをねだったが、
その腕を引っ張ってすぐに署へと戻った。
第1章 完