“幸せ”だって無くして気がついた 馬鹿な僕だから



「俺の分も刷っておけよ。」


!?


「あ!真田さん!」


コピー機と向かい合っていた所、
肩を叩かれると振り返った先に・・

ついにやって来た!



「お帰りなさいませ!」


「待たせたな。」


久し振りに見る真田さんは相変わらずだったけど、

いつものヨレヨレのスーツではなく今日はビシッと決まっていた。


恐らく久し振りにクリーニングに出したに違いない。


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