青い恋
第1章.僕の想い
「今日もあいかわらずきらきらしてる…」
風に吹かれる髪を抑えながらそんなことを呟いた。
ここは鹿児島だけど、鹿児島からはちょっと離れた島、星南島。
すごく田舎で、本当に何もないところで人だって少ないけど、すごくいいところ。
「海咲!早くしないとおいていくよ!」
「待って!!」
今日は高校の入学式、って言っても同級生は25、1クラスしかなくて高校も1つしかない。
メンバーも中学の時と変わらないから一応高校生みたいな、不思議な感じ。
幼稚園とか小学の頃とかは人がまぁまぁいたんだけど何にもないからみんな嫌気がさして出ていった。
「うわぁー緊張するー!」
幼稚園からずっと一緒の瑠夏は新入生代表の挨拶ですごく緊張している。
高校の体育館で隣に座っているけどもうずっと緊張するしか言ってない
「そんなに緊張するの?来る人だってそんな変わらないのに」
「緊張するものはするの!それより海咲!いつものあれやって!」
「はいはい」
瑠夏は座りながら背中を向けてくるから、私は瑠夏の背中に手を当てる。
「大丈夫、大丈夫、きっと大丈夫だから」
そう、呟くだけ。
これはおまじない。ずっと小さい頃、私がおばあちゃんに教えてもらったおまじない。
風に吹かれる髪を抑えながらそんなことを呟いた。
ここは鹿児島だけど、鹿児島からはちょっと離れた島、星南島。
すごく田舎で、本当に何もないところで人だって少ないけど、すごくいいところ。
「海咲!早くしないとおいていくよ!」
「待って!!」
今日は高校の入学式、って言っても同級生は25、1クラスしかなくて高校も1つしかない。
メンバーも中学の時と変わらないから一応高校生みたいな、不思議な感じ。
幼稚園とか小学の頃とかは人がまぁまぁいたんだけど何にもないからみんな嫌気がさして出ていった。
「うわぁー緊張するー!」
幼稚園からずっと一緒の瑠夏は新入生代表の挨拶ですごく緊張している。
高校の体育館で隣に座っているけどもうずっと緊張するしか言ってない
「そんなに緊張するの?来る人だってそんな変わらないのに」
「緊張するものはするの!それより海咲!いつものあれやって!」
「はいはい」
瑠夏は座りながら背中を向けてくるから、私は瑠夏の背中に手を当てる。
「大丈夫、大丈夫、きっと大丈夫だから」
そう、呟くだけ。
これはおまじない。ずっと小さい頃、私がおばあちゃんに教えてもらったおまじない。