キンダーガーテン三 ~それぞれの居場所に~
「先生~
担当……男の子だったよぅ~
先生が人事をしたんでしょう??
どうして男の子にしたの?」
プライベートは、メロメロに甘い先生だけど………
仕事に関しては、相変わらず鬼になる。
何か意味があったんだろうけど……………嫌だよぅ~
涙目で訴える唯に、ヨシヨシと膝に乗せて慰めてくれる。
いつもだと、こうされたら機嫌が直っちゃうんだけど……
さすがに今日は、そういう訳にいかない。
ぶぅ~!!
唇を尖らせて抗議しても
「キスするよ。」って笑ってる。
せめて、どうしてこの担当になったのか……納得出来るように話して欲しいのに。
「先生って、航君と仲良くなった時……ヤキモチ妬いて怒ったのに……
どうしてまた男の子が担当なの??
唯………もう、ケンカしたり、怒られたりするの………嫌だよ。
男の子と一日一緒なのも、もちろん嫌だけど……
先生に怒られるのは、もっと嫌だもん。」
航君の時……咲ちゃんの時。彩ちゃんの時………。
沢山のヤキモチとケンカを繰り返した。
やっと落ち着いたのに………またって思うと、苦痛なんだぁ。
「あのね……………。」
そういうと、膝に乗せたままクルリと先生の方を向かせて………
ギュッと抱きしめて
「俺も、出来ることなら………唯ちゃんの嫌がることはしたくないし
俺だって、男なんて近寄らせたくない。
けど………
俺と結婚するなら……これからも男の先生や保護者と付き合うことになるんだ。
今、全部を話すことは出来ないけど……
どうしても関わりが出来るなら……
俺も唯ちゃんも、ヤキモチ妬いてばかりじゃなくて
信用しないといけないと思って。
納得いかないかもしれないけど……俺もヤキモチ妬いたり怒ったりしないよう
努力するから………信じてもらえないかな??
結婚が正式に決まったら、全部話すから。」
結局、よく分からなかったけど……
先生が一生懸命考えて出した答えだっていうのは分かった。
だったら、ワガママ言わないで……頑張らないと。
だって、結婚するためなんだもん。
「先生、分かった。唯、一生懸命頑張るね。」
そう言うと、嬉しそうに笑って………キスしてくれた。
チュッ……チュッ………チュッチュッ………チュッ。
ちょっと………
どさくさに紛れて、どれだけするつもり???
上目使いにチラッと見る先生の表情は、いたずらっ子になっていた。
もう~!!
担当……男の子だったよぅ~
先生が人事をしたんでしょう??
どうして男の子にしたの?」
プライベートは、メロメロに甘い先生だけど………
仕事に関しては、相変わらず鬼になる。
何か意味があったんだろうけど……………嫌だよぅ~
涙目で訴える唯に、ヨシヨシと膝に乗せて慰めてくれる。
いつもだと、こうされたら機嫌が直っちゃうんだけど……
さすがに今日は、そういう訳にいかない。
ぶぅ~!!
唇を尖らせて抗議しても
「キスするよ。」って笑ってる。
せめて、どうしてこの担当になったのか……納得出来るように話して欲しいのに。
「先生って、航君と仲良くなった時……ヤキモチ妬いて怒ったのに……
どうしてまた男の子が担当なの??
唯………もう、ケンカしたり、怒られたりするの………嫌だよ。
男の子と一日一緒なのも、もちろん嫌だけど……
先生に怒られるのは、もっと嫌だもん。」
航君の時……咲ちゃんの時。彩ちゃんの時………。
沢山のヤキモチとケンカを繰り返した。
やっと落ち着いたのに………またって思うと、苦痛なんだぁ。
「あのね……………。」
そういうと、膝に乗せたままクルリと先生の方を向かせて………
ギュッと抱きしめて
「俺も、出来ることなら………唯ちゃんの嫌がることはしたくないし
俺だって、男なんて近寄らせたくない。
けど………
俺と結婚するなら……これからも男の先生や保護者と付き合うことになるんだ。
今、全部を話すことは出来ないけど……
どうしても関わりが出来るなら……
俺も唯ちゃんも、ヤキモチ妬いてばかりじゃなくて
信用しないといけないと思って。
納得いかないかもしれないけど……俺もヤキモチ妬いたり怒ったりしないよう
努力するから………信じてもらえないかな??
結婚が正式に決まったら、全部話すから。」
結局、よく分からなかったけど……
先生が一生懸命考えて出した答えだっていうのは分かった。
だったら、ワガママ言わないで……頑張らないと。
だって、結婚するためなんだもん。
「先生、分かった。唯、一生懸命頑張るね。」
そう言うと、嬉しそうに笑って………キスしてくれた。
チュッ……チュッ………チュッチュッ………チュッ。
ちょっと………
どさくさに紛れて、どれだけするつもり???
上目使いにチラッと見る先生の表情は、いたずらっ子になっていた。
もう~!!