言葉はいつも想いに足りない

ーピロン
ーピロン
ーピロン

何通も何通も水無月は
メッセージを送ってきた。

鳴り止まないその音に
俺は携帯の電源を落とした。

クライアントの打ち合わせは
問題なく終わり、携帯の電源を
いれるとやっぱりそこには
水無月からのメッセージが
沢山届いていた。
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