言葉はいつも想いに足りない

俺が会社へ戻ると水無月は
まだパソコンに向かい合っていた。

仁「俺はSNSじゃないぞ。」

葵「部長!お疲れ様です!」

仁「何通も何通も君からの
メッセージが届くから
クライアントに怪訝な顔をされたよ。」

葵「...すみません。
まさか部長が読んでくれてるなんて
思わなくて...迷惑でしたね。
あまりにも嬉しくてすぐに部長に
話したくて...気持ちが先走って
迷惑かけてすみませんでした。」
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