言葉はいつも想いに足りない

~葵side~


それから私は毎日
國光商事の企画を考えていた。

何度も何度も部長にダメ出しされた。
國光社長にもこっぴどく叱られた。

でも、めげない。諦めない。
ようやく訪れたチャンスだから。
私は今までの私とは違うから。

そう思って目の前の仕事に
向き合っていた時
突然、拍手が鳴り響いた。
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