言葉はいつも想いに足りない

仁「水無月はそんな事しなくていいよ。
宣伝は宣伝部に任せて
今は目の前の企画に集中しよう。」

葵「嫌です。...あ、いや。
もちろん企画優先ですよ。
でも、やっぱり知って欲しいんです。」

仁「何をだ？」

葵「怖いなって臆病になってる
社会で働くキャリアウーマンにも。
子育てが上手くいかなくて
悩んでる新米ママにも。
夫婦関係に悩んでる専業主婦にも。
この世の中にいる全ての女性に
知ってもらいたいんです。
怖がらなくていいんだよ。
足踏みしてもいいんだよ。
1人で悩まなくていいんだよ。
って、部長のような人が
いる事を知って欲しいんです。」