言葉はいつも想いに足りない

~仁side~


翌日、ラフェスタ化粧品から
コンペの結果が届いた。

俺はそれを水無月に報告した。

水無月は確かに喜んでいた。
でも、その笑顔は
どことなくぎこちなかった。

最近はあまり見る事のなかった
水無月のその笑顔に不安を覚えた。

仁「水無月。何かあったか?」

葵「どうしてですか?」
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