言葉はいつも想いに足りない

これからもこの会社で
働き続けるために、ずっと部長と
一緒に働いていくために
何とかこの場を乗り切らなきゃ
ならない。...離れたくないから。

葵「......なんて。ドッキリです!」

仁「ドッキリ?」

葵「部長の事騙しちゃいました。
私、さっきの彼が言ってた通り
結構あざとくて部長が最近
パーティーとか会食に私を
連れていってくれるからその理由を
知りたくて彼に頼んだんです。
今までの事、全部、嘘なんで。
部長を騙してすみませんでした。」

我ながら見え透いた嘘だと思った。
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