言葉はいつも想いに足りない

~仁side~


愛してしまったのだから
仕方がない。...例え水無月の
過去がどうであれ
例えそのせいで社会的地位を
失くす事になったとしても
俺は水無月を愛してる。

仁「彼とは何年くらい
住んでいたんだ?」

葵「...1年半くらいです。」

仁「そうか。...よく頑張った。」

1年半という時間は短いようで長くて
今の彼女の様子を見る限り
彼女はその時間に支配されている。
< 166 / 270 >

この作品をシェア

pagetop