言葉はいつも想いに足りない
真っ直ぐに見つめ合った
視線を逸らし涙を拭いながら
水無月は走り出す。
仁「ちょっと待って。水無月。」
俺が掴んだ腕を振り払った。
葵「お願いです。部長。
1人になりたいんです!」
仁「ダメだ。全く君はどこまで
迷惑をかけたら気が済むんだ。」
葵「これ以上惨めな
想いをしたくないんです。
迷惑かけてまで...部長と...なんて
そんなの私は嫌なんです。
...私なんかと一緒じゃ
部長は幸せにはなれないです。」