言葉はいつも想いに足りない
仁「そんな事よりも水無月。
寄り道してもいいか?」
葵「寄り道ですか?
...でも、パーティーは
19時からですよね?
あまり時間がありませんよ。」
仁「10分で済む。」
しばらく、タクシーを走らせた俺は
一軒の店の前で車を停める。
仁「10分後には戻ってくる。
少しここで待っててくれ。」
運転手「かしこまりました。」
俺がタクシーを降りると
慌てた様子の水無月も
タクシーを降りた。