言葉はいつも想いに足りない
私が口を開こうとした時
大きな音を立てて部長が立ち上がる。
仁「違うだろ!
責めるべきは彼の方だろ!」
常務「どうしたんだね。
瀬戸くん。大きな声を出して...。
冷静な君らしくないですね。」
仁「さっきから聞いてれば
プレイがどうとか下世話な事ばっか
言って、あんたらちゃんと
写真見たのかよ?あれがプレイ?
あんな風にボコボコに殴られて
体中アザだらけで、それを見て
プレイだなんて思うあんたらの方が
おかしいだろ!彼からの暴力に
今まで必死に耐えてきた人間に
よくそんな事言えるよな!
どうして誰も水無月の気持ちを
聞こうとはしないんだよ!」