言葉はいつも想いに足りない

社長「私も人間です。
正直、君の事を軽蔑します。
君は人の道を外れるような
大きな失敗を犯した。
君に会社を辞めてもらう事を
水無月さんも望んでいるでしょう。
ですが、私は社長です。
これから先の未来ある若者の
芽を簡単に摘み取りたくはない。
愛媛にある子会社へ出向して頂けますか?
そこで君が変わってくれる事を願っています。
そして、いつかまたここで
一緒に働けるといいですね。」

真尋「...はい。」

社長「水無月さん。私の独断で
決めてしまってすみません。」

葵「いえ。」
< 182 / 270 >

この作品をシェア

pagetop