言葉はいつも想いに足りない

~葵side~


部屋を出て行った真尋の事を
部長は追いかけた。

仁「ちょっと待て。」

真尋「何ですか?」

仁「何か言う事があるだろ?」

真尋「俺の事を地方に飛ばした
張本人に今更、何を
言う事があるんですか?」

仁「俺にじゃない。
水無月に言う事があるだろ。」
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