言葉はいつも想いに足りない

仁「葵には悪いと思ってる。
でも、やっぱり俺は守りたい。」

葵「知ってる。」

仁「葵の事は本当に大切なんだ。
でも、やっぱり俺は父親だから
匠海の事も大切だ。」

葵「分かってる。」

仁「でも、葵とも別れたくない。
だから、俺が部屋を借りる。」

今は分かる。部長の気持ち。
親が子を思う気持ち。

でも、私は親じゃないから。
子供なんていないから...。
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