言葉はいつも想いに足りない

赤の他人と住んでるって
言われるかもしれない。

部長に先に言うべきだった。
私じゃなくて。父親の部長に
行ってもらうべきだった。
そしたらもっと、あのお母さんとも
平和的解決が出来たかもしれない。

葵「余計な事...しちゃったね。
ごめんね。」

匠海「何で葵ちゃんが謝るの?」

葵「私のせいで明日からまた
匠海くんに嫌な思いさせちゃうね。」

匠海「嬉しかった。葵ちゃんが
僕の事を庇ってくれて。
血の繋がりのない僕の事
大切に思ってくれて。
それだけで十分だよ。」
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