言葉はいつも想いに足りない
~葵side~
ぐちゃぐちゃで分からなかった。
芽生えたこの気持ちの正体が
分からなくて...でも何とか
想いを言葉にしたい。
葵「赤の他人だって分かってる。
分かってるけど、匠海くんの事を
疑うあの人の事が許せなかった。
血の繋がりはないけど匠海くんの事
大切だって、思っちゃったんだから
出て行くなんて言わないでよ。」
仁「葵。...平気なのか?」
葵「分かんないよ!!
平気かどうかなんて分かんない!
だけど、大切なんだよ。
匠海くんと離れたくないんだよ。」