言葉はいつも想いに足りない

お前なんて必要ない。
そう言われてる気がした。

國光「お嬢さん。」

私が振り返るとそこには
このパーティーの主催者
國光商事の社長がいた。

出席者リストの一番上の人物。
嫌でも覚えている。

葵「はじめまして。
ラテックスの水無月 葵と申します。」

國光「うむ。あまり見ない顔なんで
声をかけさせてもらったんだ。
ラテックスって事は瀬戸くんの部下かい?」
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