言葉はいつも想いに足りない
國光「今夜、どうだね?
このホテルのスイートルームを
取ってあるんだ。」
葵「えっと...あの...」
いいんだよ。
誰からも好かれないダメな
私の事をいいと言ってくれる人が
目の前にいるのだから。
私が犠牲になればまた
取引してもらえるんだから。
...それでいい。
自信を失くした私は何だか
自暴自棄になっていて...そもそも
この場においての正解が
分からなくて...だったら、もう
首を縦に振ろうと思った。