言葉はいつも想いに足りない

~仁side~


サンライズの社長としばらく
談笑し、水無月のいた場所へ
戻るとそこに彼女はいなかった。

広いパーティー会場を探し回り
ようやく彼女を見つけると
隣には國光社長がいた。

...あの、エロ親父。

古くさい上司のやり方に
疑問を持ちながらもその考えに
賛同したのには訳がある。

うちの会社の女性社員は
異常に目立つ人間ばかりだったから。
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