言葉はいつも想いに足りない

仁「そうでしたか。上杉の件に
つきましては申し訳ございません。
体調管理も仕事の一つ。
そう教えてはいるのですが
何分、まだまだ未熟者です。
後日、本人に謝罪に向かわせます。」

國光「いやいや。
気にしなくていいのだよ。
じゃあ、楽しんでくれたまえ。」

仁「國光社長のスピーチ。
楽しみにしております。」

國光社長はそそくさと
その場を後にすると
また若い女に声をかけ始めた。
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