言葉はいつも想いに足りない

だから、いくら恋をしても
何度、恋人が出来たとしても
結果は変わらない。

こんなダメな私を
愛してくれる人なんて
きっとこの世にはいないんだ。

葵「やばっ。」

時計を見ると後5分で
お昼休みが終わる時間だった。

慌ててエレベーターに乗り込み
何度も自分の頬を叩く。
落ち込んでなんていられない。
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