言葉はいつも想いに足りない

葵「...あの...」

仁「國光社長に何言われた?」

葵「いえ、何も...。」

仁「庇わなくていい!
大事な取引先だから...とか
そんな事気にしなくていい!
俺は水無月の上司として
知っておかなきゃならない!
何を言われた?」

平気だったのに。
さっきまで自分が犠牲に
なればいいんだって思ってたのに。
誰からも愛されない私なんて
どうでもいいって思ってたのに
なのに、何で?泣いてるの...?
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