言葉はいつも想いに足りない

あろう事か俺はあまり
好きではない酒の場に誘い
いつも一人で来るBARに
水無月を連れて来た。

俺が女を連れて来た事に
驚いたのかマスターは
いらっしゃいと一言だけ
声をかけ他の客の元へと行った。

仁「何飲む?」

葵「部長にお任せします。」

仁「ここは会社じゃない。
好きな物を頼め。」
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