言葉はいつも想いに足りない
環「部長!申し訳ございません!」
最近入った、新人の環くんが
部長に深々と頭を下げていた。
仁「上杉。今日は國光商事の
創立記念パーティだって
2ヶ月前から言ってたよな?」
環「そうなんですけど...
華平コーポレーションの社長が
どうしても今日じゃないとって。
本当、すみませんでした!」
仁「はぁ。ったく。」
彼、瀬戸 仁は最年少の33歳で
部長にまで登りつめた
所謂、エリート部長だった。