言葉はいつも想いに足りない

~仁side~


随分と水無月は成長した。
今の水無月を見たら本当に
平気だと思った。

会食での振る舞いも完璧だった。
元々、気立ての良い彼女なら
出来て当たり前なのだろうけど
自信があるのとないのとでは
全然違って見える。

仁「時間あるか?」

葵「はい。」

仁「一杯飲んで帰ろうか。」

彼女ともっと話がしたいと思った。
彼女の話は1つでも多く聞きたい。
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