言葉はいつも想いに足りない

仁「お代わりを。」

葵「もう出ましょう。」

仁「いや、もう少し...」

葵「飲み過ぎです。」

BARを出ると少し肌寒い
秋風が心地よかった。
そのひんやりとした空気を
肺がいっぱいになるまで
吸い込み吐き出す。

深呼吸という行為を思いついた人に
ノーベル賞をあげたい。
どうしてこんなにも心が落ち着くのだろう。
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