言葉はいつも想いに足りない

過去の事を思い出して溢れ出した
ドロドロとした感情が。
部長の愛おしさが。
こんな人間になってしまった後悔が。
全てリセットされる。

仁「タクシー拾うよ。」

葵「いえ、私は少し歩いて行きます。
何だか、すごく心地よくて。」

仁「そうだな。俺もそうするよ。
今日は少し飲み過ぎたみたいだ。」
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