言葉はいつも想いに足りない
葵「部長も参加したらどうですか?
今度の紅葉狩り。
イチョウも紅葉も見頃ですから。」
仁「苦手なんだ。」
葵「知ってます。必要以上に
関わりたくないんですよね?」
仁「人は好きだ。...人と
関わる事も苦手じゃない。」
葵「だったら、どうして
参加しないんですか?」
仁「気を遣われるのが苦手なんだ。
俺がいると楽しめないだろ。
仕事ではないけど会社の行事なんて
半分仕事のようなものだ。
そこに俺がいるとどうしても
皆に気を遣わせてしまう。」