おじさんとデートしました。



 
 あたし達はそんな事忘れて食べた。


 デザートも食べた。



 
 「…今日はたのしかったね。
  2人のメアド登録しておくから
  また会おうね~」



 
 そういって竹内さんはどこかへ行ってしまった。



 
 「今何時!?」


 「…8時になるちょい前?」



 「やべーじゃん!あたしのお母さん9時に帰ってくるし~」


 「じゃ買えろっか」



 
 あたしたちは快速電車に乗った。



 「も~あの竹内さん最高だよね!
  絶対次も会うわ」

 「あんたすっごいの買ってもらったしね」

  
 「椎名だって!あの財布素敵~」



 
 そんな話をしていたけど、あっという間についた。



 
 「よかった~~まだ8時半!じゃまたね!」


 「また明日学校でね~~
  って、明日学校ないじゃん!
  メルする!」



 「おっけ~い!」



 
 あたしたちは駅前で別れた。



 あたしはというと走った。



 
 だって、こんな夜遅くって不思議に思われるし。



 

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